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東広島市、通学路安全対策を強化

令和3年第3回9月定例会で通学路の安全と新型コロナ対策を議論。66件の改善要望を受け、具体策の実施を検討中。
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東広島市では令和3年第3回9月定例会が行われ、主に通学路の安全対策と新型コロナウイルス感染症対策について議論が行われた。

午前10時に開会され、出席議員は17名、欠席は1名となった。この日の議題は、通学路の安全性に重点が置かれ、市内の通学路の点検結果についての報告が行われた。特に、過去に発生した重大な交通事故を受け、通学路の安全確保が急務であることが再認識された。

交通安全の専門家も参加した合同点検では、66件の改善要望が提出されており、市はそれらを基に具体的な安全対策を検討中である。教育長の津森毅氏は、「子供たちの安全を最優先に考え、地域と連携して無理のない改善策を進めたい」と述べた。

また、新型コロナウイルスの感染拡大防止策も議題に上り、特に学校での感染対策が強調された。市内の感染状況は、家庭内での感染が多く、学校内での感染は報告されていない。このため、保護者への啓発が重要とされる。教育委員会では、健康状態を記録する健康観察カードの導入を進めており、安全確保のための継続的な取り組みを行う方針が示された。

さらに、公共施設の維持管理についても触れられ、老朽化した施設の改修が急務であることが指摘された。市長は、「日本一住みやすいまちづくりを進めるため、公共施設の適正配置を見直し、適切な管理を行っていく」と強調した。この発言には、替えの効かない歴史的な施設の保存についても配慮が払われることが期待されている。

午前中のセッションでは、対策の進捗状況や今後の見通しについて意見が交わされ、地域住民との連携が重要であるとの認識が一致した。特に、通学路に関連した交通指導員の数を増やし、地域住民の参加を促進することが強調された。

最終的に、議長の石原賢治氏は、今後も市民の安全を守るための具体的な対策の実施を求め、定例会を締めくくった。今後の進行状況については、引き続きフォローアップが必要で、地域からのフィードバックも重要視される。

議会開催日
議会名令和3年第3回9月定例会
議事録
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