令和3年2月26日、東広島市議会において第1回定例会2日目が開かれ、各議案が上程された。
まず、議会の運営に関する諸議案が広く議論され、同意案第8号の監査委員選任に関しては、「この4年間しっかりと監査委員の職務に当たられており、適切である」との答弁があった。
押印手続に関する見直しや情報通信技術を活用した行政推進条例の制定が提案され、「オンライン手続きの環境整備を進めたい」との方針が示された。
議案第23号では、署名を不要にする条例の整備が提案され、実用的な効率化が期待されるとした。
また、地域共生社会の形成に向けた条例の制定が強調され、「互いに支え合う地域社会を実現するための基本理念を定める」との方針が示された。
特に、重度心身障害者に関する医療費支給の拡大が提案されたことに対して、議員からは賛意が表明された。
その他、介護保険条例及び乳幼児医療費支給に関する条例の一部改正が行われた。
また、今回の定例会で新たに提出された議案には、災害復旧工事の請負契約及び国民健康保険の条例改正が含まれ、さらなる行政の適正化が図られることが期待されている。
定例会は全体を通じて円滑に進行し、議事はすべて採決が行われ、全て可決された。