令和元年11月15日に開催された全員協議会では、東広島市に関する重要な施策やイベントの開催についての報告が行われた。
特に注目されたのは、人権フェスティバルとあいサポートフォーラム2019の開催である。生活環境部の天神山部長はこのイベントについての詳細を述べ、地域の人権尊重意識の向上を目指すと強調した。
このフォーラムは、2020年の東京オリンピック・パラリンピックにちなみ、「スポーツと人権」と「障害者の人権」というテーマで行われる。12月8日に東広島芸術文化ホールくららで開催され、元プロサッカー選手の前園真聖氏が講演を行う。また、小ホール以外でもさまざまなイベントを実施する。
次に、「ぐるマルフェスタ2019」の開催も話題にマークされる。このイベントは地域包括ケアシステムの理解を深めることを目的としており、12月14日に開催される。健康福祉部の梶永部長は地域団体による支え合い活動の発表や、介護食の調理・試食体験などが含まれていることを報告した。
さらに、消防局の石丸局長は令和2年の消防出初式についても発表。市民に消防活動の重要性を伝える機会であり、845人の消防職員や消防団員が参加予定とのこと。日程は1月12日で、東広島運動公園で実施される。
成人を祝う会と新春駅伝競走大会についても触れられた。生涯学習部の國廣部長は成人の日に行われる成人式について報告し、対象者数が2,252人であることを示した。駅伝大会は1月11日に開催され、昨年は190チームの参加があった。
また、議員からは人権フェスティバルに関するチラシの記載内容について改善提案が出され、次回からの注意を約束した。合併特例債に関する質問には、江口財務部長が借入額の変更はないと回答し、現在の状況を説明した。