令和3年7月19日に開催された全員協議会では、執行部からの各種報告が行われた。
重要な報告内容には、7月8日に発生した大雨についての詳細が含まれており、大きな影響を与えたことが伺える。危機管理担当理事の藤野氏は、被害状況が808件に上り、床上浸水や土砂流入などが増加したと説明した。
進行中の応急復旧作業についても触れ、今後のさらなる情報収集が必要であることを強調した。
さらに、戦没者追悼式及び平和祈念式典の開催についても報告された。健康福祉部長の上田氏は、8月4日に予定通り行う旨を述べた上で、コロナ対策として密回避の具体策を講じる予定であることを明らかにした。
議員からは大雨による冠水道路の状況に関する質問も寄せられ、藤野氏は、場所によって一部情報が不足していることを認めつつ、今後の改善に努めると述べた。さらに、安芸津の橋の復旧に関する意見も出され、阪垣災害復旧担当理事は復旧作業の困難さを訴えながらも、地域の交通確保に向けた計画を進めることを表明した。
これらの報告に対し、出席議員からの質問や意見交換が行われ、今後の対応策について具体的な意見が交わされた。特に新型コロナウイルス感染症への対策に関心が集まり、迅速な対応が求められていることが示された。議長は、議員の意見を受けて今後の協議を進める旨を示し、会議は滞りなく進行した。