令和5年1月17日、全員協議会が開催された。
この日は、執行部からの報告事項が25件あり、その中には重要な案件が多く含まれている。
特に注目されるのは、一般国道2号東広島・安芸バイパスの全線開通だ。竹江都市部長は、「国土交通省の発表によると、開通日は令和5年3月19日」と説明した。設立される「八本松西インターチェンジ」も含め、交通の便が大幅に改善される見込みだ。
開通により、東広島市役所から広島市役所までの所要時間は76分から46分に短縮される予測だ。渋滞緩和や観光振興などの相乗効果も期待されており、式典や記念イベントも予定されているとのこと。
また、G7広島サミットを控え、観光振興の取り組みも大きな議論のテーマとなった。宮川議員はインバウンド政策の効果に疑問を呈し、外国資本による影響を指摘した。これに対し、鈴木産業部長は、地方経済を支えるために、広島市からの誘客と大学などとの連携を強調した。
さらに、空き家対策についての取り組みも話題に上り、竹江都市部長は、空き家バンクの利用促進や賃貸促進策について説明した。谷議員は、地域の公共サービスの充実が移住促進に繋がると指摘し、さらなる施策の強化を促した。
この会議では、将来的な展望や市民生活に直結する施策が数多く議論されており、その進展が注目されると同時に、市民の意見を反映した柔軟な政策運営が求められている。今後も地域のニーズに応じた施策が一層進化することが期待されている。