令和2年6月19日、富岡市議会において新型コロナウイルスへの対応がテーマとなった一般質問が行われた。
佐藤信次議員が発言を始め、感染症対策の功績を称えると共に、今後の支援策について詳細な質問を行った。主な質問の一つは、特別定額給付金の申請書送付が遅れた理由であり、これに対し榎本義法市長は国のガイドラインに基づいた迅速な申請を心がけたと述べた。
また、新型コロナウイルスによる経済危機に対して、榎本市長は下川原市長からの支援策を強化する意向を表明した。特に、飲食業や商業などの小規模事業者に対しても独自の応援金を支給することで、早急な経済回復を図る必要があると強調した。さらに、教育への影響として、学校の授業再開時の新しい生活様式を学校でどのように実行するかが問題となった。
教育長の大島康弘氏は、新型コロナウイルスと共存するために、児童や生徒の健康を守りながら授業を再開し、今後も基本的な感染症管理を続ける方針を説明した。特に、子どもたちの熱中症を防ぐための昼休みの管理や、マスクの着用の徹底が課題とされた。新しい教育環境を育むためにも、少数学級への移行が求められる中、市の教育における柔軟な対応が望まれている。