令和6年第2回安中市議会定例会が開催され、教育長の所信表明が行われた。
教育長の岩﨑聡氏は、議員に向けて教育行政に関する意気込みを述べた。
市の教育方針として、子供たちが主体的に学ぶための授業づくりが強調された。
その中で、グローバル化や技術革新の進展による新しい価値を創造する力が求められている。
具体的には、児童生徒に主役となる授業を実施する必要性を指摘した。
群馬県教育ビジョンに掲げられた目標に従い、児童が自ら考え行動する力を育む授業が必要とされる。
授業の質を向上させるため、課題意識を高めるように努めるとの姿勢も示した。
また、地域との連携を通じた特色ある学校づくりが必要とされ、コミュニティ・スクールの推進が報告された。
地域が担い手となる教育環境を整えることで、現在の課題に対応する意義が強調された。
さらに、不登校や特別な支援が必要な児童への対応も重要視され、専門的な連携が強調された。
教育支援センターとの協力が必要で、学校内にも支援の場を設ける計画が説明された。
その上で、休日の部活動改革の推進も述べられた。
部員数の不足が予想される中、地域クラブ活動との連携が重要視され、専門指導者の配置が提案された。
その後、各議案が上程され、令和6年度一般会計補正予算や国民健康保険税条例の改正案についても説明があり、質疑が行われた。
このように、安中市では教育の充実と改善を目指した多岐にわたる施策が進行中であり、今後の議会運営が注目される。