今回の会議では、主に財政状況と公共サービスの改善、地域振興策に関する議論が行われた。
議論の冒頭、佐藤 智子市長は「我々の市の財政は厳しい現状にある」と述べ、財源の確保を強調した。具体的には、予算の見直しや新たな収入源の開拓が必要だと指摘し、市民への影響を考慮した施策の策定を求めた。
続いて、鈴木 慎太郎財務部長は、「昨年度に比べて歳入が5%減少している状況で、無駄な支出を削減しなければならない」と説明した。その上で、コスト削減の具体策として、公共施設の維持管理費の見直しを提案した。
次に公共サービスの改善についての話題に移り、田中 恵美子委員は「市民からの要望が多い分野において、サービス向上が急務である」と発言した。特に交通の便の改善に力を入れる必要があると述べた。
さらに、地域振興策について藤田 順子議員は「地域の特性を活かした産業振興策がこれからのまちづくりには不可欠だ」と強調。農業と観光の連携を深め、地域の魅力を発信する方法についても議論された。
最後に、佐藤市長は「今後の取り組みについては、委員会の意見を尊重して進めていく」とコメント。その多様な意見を基に、具体的な施策を考えていく必要性を訴えた。