令和3年9月21日、富岡市議会では定例会が開催され、市政への重要な質問が行われた。議員たちは、人口減少や新型コロナウイルス感染症など、地域が直面する課題に対する市長の見解を求めた。
市長は、人口減少に伴う公共サービスの維持が重要であり、組織内の効率化を進める考えを示した。特に、若い世代の市内定住を促進する施策が必要とされる中、現在の職員数に関して具体的な数値目標の策定が急務であると訴えた。
また、議員は新型コロナウイルスの影響が続く中、教育現場における健康管理対策の重要性について言及。教育委員会は、児童生徒へのオンライン授業の準備が整っており、タブレット端末が活用される方法を進めていると説明した。特に、外部来校者の体温測定についての提案もなされ、感染防止策の一環として、市内小中学校にサーマルカメラを設置することが求められる。
加えて、介護保険制度の重要性が再確認され、介護人材不足の解消策や地域密着型サービスの整備についても意見が交わされた。新型コロナウイルスによる変化を受け、地域の健康を維持するための対策が求められている。