令和2年4月7日、矢祭町議会の臨時会が開かれ、主要な議題として議長、副議長の選挙、及び議席の指定が行われた。
初めに、大森泰幸議員が臨時議長を務め、選挙が開始された。議長には藤田玄夫氏が当選し、7票を獲得した。副議長には緑川裕之氏が選ばれ、6票を受けた。双方の選出は議会運営において重要な役割を果たす。
続いて議席が指定され、議員の配置が決定された。これにより、議会の運営体制が整い、各々が責任を持って議論に臨むことが期待される。
さらに、常任委員会委員の選任が行われ、総務及び産業常任委員会のメンバーが選ばれた。特に、件数の多い議案処理において、議会が円滑に運営されるよう、慎重に選任が進められた。
また、地域を超えた連携を強化するため、白河地方広域市町村圏整備組合及び東白衛生組合議会議員の選挙も実施された。矢祭町からは藤田玄夫氏と緑川裕之氏が選出される結果となった。
選挙管理委員会委員及び補充員の選挙も行われ、地域代表者が選任され、選挙の透明性が高められた。これにより、町の選挙管理が一層適切に行われることが目指されている。
また、町長の提案による専決処分報告及び監査委員の選任も行われた。町長、佐川正一郎氏は、選挙結果に対する感謝の意を表明し、議会の円滑な運営を支えていく見通しを示した。
今回の臨時会は、矢祭町行政の進展及び地域の課題解決に向けた議論が求められる重要な場となり、今後の町政運営に向け重要な意味を持つ結果であったと評価されている。