令和元年第4回矢祭町議会臨時会が令和元年5月10日に開会し、様々な議題が討議された。この臨時会では、副町長や教育委員会教育長の選任が主要なテーマとなっている。
まず、副町長の選任について、町長の佐川正一郎氏は大串肇氏の再任を提案し、その理由として「町政の空白を作らないため」と述べた。議論の結果、出席議員による同意が得られ、大串氏は再任されることが決定した。
次に、教育委員会に関して、古張前教育長の後任として片野宗和氏の任命が提案された。町議会ではこの提案に対する討論は特になく、藤田保男議員が賛成意見を述べるに留まった。その結果、片野氏の任命も無事に承認された。
さらに、教育委員会委員の任命において、町長は佐川幸信氏の任命をお願いし、これも異議なく認められた。教育関係の人事が相次いで行われたことが、今後の矢祭町の教育環境の向上に寄与するとの期待が高まっている。
議事の中では、新たな議席の指定や常任委員会の委員選任なども発表され、議会の運営が円滑に進められる様子が伺われた。特に、常任委員会については欠員の補充が行われ、新たに藤田保男氏と大森泰幸氏が委員に加わった。
今回の臨時会の開催によって、町政の重要な決定がなされ、今後の行政運営に向けた基盤が整ったと言える。議事がすべて終了したのは午前10時40分であり、議長の鈴木敏男氏はお礼を述べ、会議は閉会した。