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矢祭町議会、新型コロナ対策や教育方針を議論

矢祭町の定例会で、教育行政や新型コロナ対策が議論された。市民の声を受け、情報発信の強化が求められている。
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令和2年第5回矢祭町議会定例会が開催され、議員らによる一般質問が行われた。

まず教育行政に関する質問では、新型コロナウイルス感染症対策について議論が交わされた。鈴木一議員は、学校が取り組むべき衛生管理について文部科学省からの通知に基づく現状を説明し、教育課長の高橋竜一氏が感染レベルに応じた対応について述べた。児童たちのコロナ感染リスクを低減するため、学校は個別の対策を進め、感染症予防についても注力していると強調した。

一般行政の質問も行われ、東館駅周辺整備構想についての計画が話題に上った。鈴木一議員は、老朽化した公共施設の建て替えや、自然環境との調和を図った交流施設の整備が進められる必要があるとの見解を示した。

次いで、土木行政については、地区の災害対策が焦点となった。郡司浩子議員は、商工会前の冠水問題を取り上げ、土砂の流入が問題視されていることを指摘。町長の佐川正一郎氏は、根本的な対策の施策が必要であると強調した。

また、バス通学に関する質問では、運行管理者の要請により大型のバス運行が必要不可欠であるとの意見があり、町長は検討を続けていく意向を示した。

議会では、感染症対策としての2交代勤務制度の実施についても報告され、課題と成果が議論された。在宅勤務の時期には、職員がスキル向上に努めたものの、業務の過剰負担が職員のストレスとなったとの経緯も明らかになった。

最後に、町からの情報発信についても議題となり、町民からさらなる発信を求める声があることが指摘された。今後、町は情報提供の充実に注力する方針を示した。

議会開催日
議会名令和2年第5回矢祭町議会定例会
議事録
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