令和4年12月9日、郡山市にて定例会が開かれ、市政一般質問と様々な議案が審議された。
特に、八重樫小代子議員が取り上げた子ども・若者に対する包括的支援が注目を集めた。「貧困の現状把握のため、本年6月をめどに2700世帯を対象とした調査を実施し、支援策を検討する」と述べたのは相楽靖久こども部長。
また、公共交通では、「こども・産前産後支援が重要」と強調し、国の補助金を活用し「安全送迎バスの導入」を進める意向も示した。
更に、放課後児童クラブに関しても、「経営効率を優先して一括指定管理者へ移行する」とし、利用者の声を反映する体制作りが求められている。相楽部長は「支援員の雇用を維持し、地域密着の運営を心掛ける」と強調。
このように多角的に議論される中、議会出席者は、子ども・若者支援や市民生活への影響を踏まえた施策の数々とそれに対する姿勢を実感した。市民との対話を重視し、政策展開に結びつける意欲が伺える一日だった。議長の提案した意見書も含めて、引き続き市民の声を受け止め、誠実な対応が求められている。市長の「今後も協力し、問題解決に努めたい」との言葉に期待が寄せられた。