令和元年６月定例会が開会され、市政一般質問が行われた。
議論の重点は、郡山市の地域づくりや安全対策に関するものであった。特に、郡山市の東部地域の発展に関する計画が話題となった。折笠正議員は、郡山市東部地域づくり基本計画について進捗状況を問うた。その計画は2010年度から2019年度を目標としており、地域の個性を活かした振興が求められている。山本晃史政策開発部長は、社会情勢の変化や住民のニーズに対応しており、今後も地域の特性を生かした取り組みを進める考えを示した。
また、川崎市で発生した児童の安全対策についても議論があった。飛田義昭議員は、特に学校や登下校時の安全確保について質問を投げかけた。早崎保夫学校教育部長は、地域見守り隊の活動や各学校での安全対策を紹介し、地域全体での取り組みの重要性を強調した。
さらに、空き家と農水産物の安全性についても意見が交わされた。若竹建設交通部長は、郡山市の空き家数やそれに対する支援制度を説明し、地元住民への周知の必要性を訴えた。
具体的な数字が示され、郡山市の農水産物の安全性に関する啓発の動きも進行中であることが確認された。今後、地域活性化のため、観光や農業の振興に一層の力を入れる考えも示された。観光部長の藤橋桂市産業観光部長は、磐梯熱海の観光資源の活用に向けた取り組みを説明し、域内の協力を強調した。
会議は活発な意見交換が行われ、市民の安心安全、地域の発展に向けた具体的な施策について示唆に富む議論が展開された。