令和2年11月24日、郡山市議会第4回臨時会が開かれた。
この会議では、一般会計補正予算や会計年度任用職員の給与改正に関する議案が審議された。
特に、議案第228号の内容については、今後の市職員の期末手当の引き下げが含まれている点が注目を集めている。
市長の品川萬里氏は、議案提案の中で、経済情勢を反映した給与改定の必要性を強調したが、野党議員からは批判的な意見が相次いだ。
議員の蛇石郁子氏は、会計年度任用職員の期末手当引下げについて、女性労働者に特に厳しい影響が出ると述べ、反対の立場を示した。
また、岡田哲夫議員も討論に参加し、コロナ禍による経済状況を考慮した給与据置きの必要性を訴え、今回の議案の反対を表明した。
このほか、地域の実情を反映した給与水準が求められるという意見や、コロナウイルスによる影響を受ける現場の職員の処遇に対する不安が指摘された。
議案は賛成多数で可決されたが、その内容には今後も多くの議論が必要とされると指摘されている。
今回の会議は、11月22日の地震の影響を受けた中で行われたが、特に大きな被害は確認されていないという。
今後の議事運営においても、地域社会への影響が懸念される中、適切な対応が求められている。