令和5年6月15日、郡山市議会の定例会が開催された。今回の会議では、議案24件が審議の対象となり、特に一般会計補正予算に関する議案が中心に取り上げられた。
会議は、塩田義智議長の開会宣言でスタートした。はじめに議長は、会議録の署名議員として七海喜久雄議員、鈴木祐治議員、吉田公男議員の指名を行った。
続いて、會田一男議会運営委員会委員長の報告により、本定例会の会期が6月30日までの16日間と決定された。市政一般質問の日程や議案の審議方法についても詳細が説明され、議員からの質疑はなしと認められた。
委員長報告を受けた後、次に市長の提案理由説明が行われ、品川萬里市長は郡山市フロンティア大使の委嘱について言及した。この大使には、出身作家の古川日出男氏が選ばれ、文化振興の担当をバランス良く遂行していく考えが示された。
また、市制施行100周年に向けた取り組みとして、プロモーション委員会の発足や、頭を鍛えたロゴマークの選定が行われたことも紹介された。市民や民間団体が広く参加できるよう、環境整備を行っていく意向が示された。
新型コロナウイルスの流行状態についての説明では、市内での陽性者数が安定していることが報告された。また、物価高騰対策や地域住民への支援が行われていることが強調され、特に公共交通事業者への支援に関しても見解が示された。
最後に、郡山市の2024年度の人口問題や熱中症対策について、各種の議案がまとめて審議されることとなり、会議は終了した。今後も市政を取り巻く課題に対して、迅速な情報収集と的確な対策が求められる。