令和3年12月2日、郡山市議会が12月定例会を開会した。
初日に、会期の決定や諸般の報告、さらには議案の審議が行われている。
市長の品川萬里氏がまず新型コロナウイルス感染症の現状について報告した。
本市の累計感染者数は2062人にのぼり、新規感染者も10月が8人、11月は3人と減少している。
市長は市民に対し、引き続き基本的な感染予防策の徹底を呼びかけた。
本定例会では、議案が29件提出され、特に令和3年度郡山市一般会計補正予算は注目を集めている。
予算案は178,951,600円で、累計1,444,524,530円となり、前年同期比で24.3%の減少が見込まれている。
市長は新年度予算において、コロナ禍からの経済再生を促進する方針を示し、デジタル化や気候変動対策に重きを置く考えを述べた。
また、郡山市と磐梯町との連携を図るための協約締結に関する議案も提出されており、これにより広域連携が進むことが期待されている。
市政一般質問は、来週の12月8日から行われる予定で、16名の議員が質疑を行う。
市政の透明性を確保し、疑問点を解消する機会になると考えられている。
市長は総じて、緊急性のある課題に迅速に取り組む姿勢を強調し、陸上競技団体や音楽関係者の活躍に対しても祝辞が述べられた。
今後さらなる発展が期待される郡山市にとって、議会の決定は重要な影響を与えるとされている。