郡山市議会第2回臨時会が令和5年9月11日、開会された。
この臨時会では、郡山市議会を代表する38名の議員へ心からの祝意が表明された。品川萬里市長が招集理由を説明し、選挙後の初めての会議で議会の運営について意義深い一歩を踏み出したと語った。議長及び副議長の選挙が行われ、佐藤政喜議員が議長に、廣田耕一議員が副議長にそれぞれ選任された。
市長は、現場主義のもとで市民や事業者との対話を重視していると強調した。加えて、「2030年を達成目標年とするSDGsの推進」や「2050年カーボンニュートラルの実現」への取り組みを通じて国際的な課題に向き合う姿勢を明らかにした。さらに、少子化問題にも言及し、子育て支援には331億円の予算を計上するとした。
本会議では、運営委員会及び各常任委員会の正副委員長の互選結果や、郡山地方広域消防組合議会議員の選挙も決定された。選任結果に基づき、議会の運営体制が整備されたことは今後の議会活動にとって重要な意義を持つ。初日の会議ではさまざまな議題が迅速に進行し、議員間の効率的な協力が際立った。
なお、品川市長は、今後も議会の指導の下、市政の課題解決に向けた努力をすると再度誓った。約2時間半の会期を経た後、無事に臨時会は閉会し、地域のさらなる発展に向けた基盤が固められた。