令和4年郡山市議会の9月定例会が6日に開議された。
この定例会では、会期を本日から10月4日までの29日間とすることが決まった。議会運営委員会の委員長報告により、市政一般質問のスケジュールも確認され、質問者として15名の議員の名前が挙がった。
市長の品川萬里氏は、職員による不祥事について謝罪し、再発防止策を強調した。市長は「具体的な対策を講じない限り、信頼は回復できない」と述べ、市民の安心を確保する必要性を訴えた。新型コロナウイルス感染者数は依然として高水準にあり、医療体制の充実を図る方針も示された。
市長からは新型コロナウイルスワクチン接種の現状も報告された。接種率は90%を超えており、今後も接種を促進する意向である。今回は、特に新型コロナウイルスに関連した議案も提出され、経費計上もなされているという。
また、特別委員会による中間報告も行われ、郡山市産米の消費拡大に向けた施策が進行中であることが伝えられた。さらに、特別委員会は条例案の内容を精査し、市の農業振興に寄与することを確認した。
議員派遣については、奈良市での祭りに親善使節団として派遣されることが承認された。議長からも「地域間交流の重要性が再認識された」との発言もあった。来月予定されている市への議案について議論が行われ、市民の生活向上に役立つ様々な経費が提案されることが期待されている。