令和4年3月4日、郡山市で定例会が開かれた。議題には予算補正や市職員給与条例改正、国際問題に関する決議が含まれた。
まず、議案第1号から第60号の一括審議が行われた。特に、令和3年度一般会計補正予算(第14号)に関して、森合秀行総務財政常任委員会副委員長は「原案のとおり可決すべき」と強調した。この予算案には当初予算に対する修正が含まれる。
さらに、専決処分の承認を求める議案20件についても採決が行われた。塩田義智議長が「異議なし」と確認し、すべての議案が無事に可決された。
次に、議会案第12号として提案されたロシアによるウクライナ侵略に抗議する決議についても、議員らは強い関心を示した。大城宏之議員は、ロシアの行動を「国連憲章及び国際法に違反する」と明言し、非難の意を表した。この決議に対し、「即時の攻撃停止と完全撤退を強く求める」との姿勢が示された。
また、質疑の時間も設けられたが、「なし」との声が多かった。採決に進むと、全会一致で可決され、議員の強い意志が示された。