令和2年度郡山市議会12月定例会が始まり、様々な議題が協議された。
本定例会では、会期の決定や新年度予算案に対する議案が中心となった。特に、議案第229号から議案第247号にかけての補正予算案については、市長の提案が重要な焦点となった。
市長の品川萬里氏は、今定例会に提出された一般会計補正予算案について詳しく説明し、感染症対策の強化を強調した。彼は「連日、医療従事者の皆様に深甚なる敬意を表します」と述べ、市民に向けた協力を求めた。現時点での陽性患者数は191名を数えており、さらなる感染拡大防止策が急務であるとの認識を示した。
また、会期を12月17日までの16日間と決定し、市政一般質問の日程も設定された。質疑応答が終了すると、会期の決定について異議がないことが確認され、議案内容への理解が深まった。
予算案の中では、令和3年度当初予算に向けた新型コロナウイルス感染症への対応が強調された。特に、必要な検査や医療従事者への支援を補足するために、追加経費が計上されるとのことだった。市民に対して「新しい生活様式」の実践への協力もお願いされ、再度感染症対策の重要性が訴えられた。
この他、開発計画の一環として、環境保全基金や農福商工連携についても説明され、地域経済の回復に向けた取り組みが進められていることが示された。議員からの質問はなく、提案された議案への賛同が期待されている。