塙町議会の定例会が行われ、新型コロナウイルスに関連する複数の議題が提起された。特に鈴木茂君が言及した高額レンタ車の購入に関するコロナ補助金の利用については、予算内での適切な使用が求められた。
また、地域医療の充実に向けた要望活動が先月行われ、塙厚生病院の医師確保についても協議された。現在、医療機関でのワクチン接種が進んでおり、町長の宮田秀利氏は、65歳以上の高齢者の接種状況について、接種済みは約50%に達していると述べた。
公共交通の活性化については、昨年度の実証運行が報告され、デマンドタクシーの導入実績が示された。各地区で運行を検討する必要性があるとともに、特に高齢者に配慮した施策が求められている。
さらに、町内の観光振興や農業振興においても活性化プランが検討され、森林アカデミーの開校に伴う取り組みも挙げられた。これにより、実習生に対する町内の魅力アピールの必要性が強調された。
この中で、消防団の役割も重要視されており、消防長官の通知に基づく団員処遇改善の検討も進められている。特に、消防団員の定員確保に向けた方針が求められている。
議会では、地域の持続可能な発展に向けた取り組みを継続し、多くの議論が交わされた。各議員からは、地域の基盤を支える施策の重要性が確認され、議論が続くことになったか。