塙町での第4回臨時会は、2021年5月27日に開かれ、議案第37号として工事請負契約についての議論が行われた。
宮田秀利町長は、町道川上・東河内線改良に伴う新雨谷橋の上部工工事について説明を行った。本工事は、条件付一般競争入札を経て矢田工業株式会社が落札した。この契約金額は861万円であることが報告された。
まち整備課長の藤田衛昌氏は、工事の内容として橋の長さは32.6メートル、総幅員が10メートルであると述べた。工事は、鋼材とコンクリートを使用したものとなる。
議案の流れを確認する中で、会期が本日1日間に設定されたことも報告された。質疑では、議員たちから入札の安全性や契約の透明性について多くの意見が上がった。
特に、七宮広樹議員は、他の入札者と比較した際の落札額の安全性について質問した。藤田氏は、入札における諸経費の割合を提示し、直接工事費も設計額と比べて妥当であると説明を行った。
鈴木茂議員からは、工期の詳細についての質問があり、ープが工費から指定される日が工期のスタートになると説明した。また、吉田克則議員は設計額と落札価格の差についても疑問を呈し、設計のタイミングや評価基準についての明確な説明が求められた。