令和3年第7回塙町議会臨時会が、令和3年11月30日に開催された。
会議は午前10時に開会し、まず会議録署名議員が指名され、藤田一男議員および鈴木孝則議員が指定された。
続いて会期の決定が行われ、本日の会期は1日と認められた。
議事日程に従い、議案第61号である「工事請負変更契約の締結について」が議題に上げられた。
町長の宮田秀利氏は、町道川上東河内線改良工事の請負変更契約について説明した。
変更後の請負金額は8,141万3,200円で、追加工種には補強土壁工や排水側溝の施工が含まれる。
質疑応答では、吉田克則議員が完成見通しについて尋ね、まち整備課長の藤田衛昌氏は、令和4年度の完工を目指すと回答した。
この議案は、無事に可決された。
次に、議案第62号「財産の処分について」が提案された。
宮田町長は、旧薩摩酒造の土地建物の売却について、3,780万円での随意契約成立を報告した。
まち振興課長の吉成知温氏は、処分方法について解説し、適正価格であると強調した。
これに対して、吉田克則議員がなぜ臨時議会での上程が必要かを質し、吉成課長は大麦の処理を急ぐためと答えた。
議案は賛成多数で可決された。
さらに、議案第63号〜第66号についてもそれぞれの改正内容が説明され、質疑が行われた。
主な議案内容には職員の給与改定が含まれ、塙町独自の財源に基づく適切な施策が求められている。この間、質疑では職員の給与引き下げ理由や適正価格への懸念が示された。
最終的に全議案は原案の通り可決され、午前11時03分に閉会した。
今後とも塙町の財政管理及び職員の意欲維持が重要であると共に、地域経済の発展に期待が寄せられる。