令和4年7月22日に塙町で行われた臨時議会では、重要な議案が審議された。
塙町町長の宮田秀利氏は、特に「塙町過疎地域持続的発展計画(令和3年度~令和7年度)の変更」について、国勢調査を踏まえた記載修正が行われると説明した。過疎債を利用し、町の持続的発展を図るため、事業内容や収支などを見直す必要があると強調した。
また、総務課長の江田一寛氏は、今回の計画変更においては、人口推移や産業動向のデータを国勢調査の確定値に基づいて修正することを述べた。特に、追加・変更内容として再生可能エネルギーの利用促進を含むことが重要であるとし、概算事業費が4873万円となることを明らかにした。
さらに、工事請負契約の締結についても議論がされ、町長は団体営農業農村施設の維持管理事業における請負契約が決定したと報告した。この契約は、農業集落排水事業の一環として重要な役割を果たす。
総務課長は、新庁舎建設に伴う補正予算(第2号)に関しても報告し、歳入歳出の総額が約73億円になることを説明した。これにより、役場庁舎の改築事業に必要な資金を確保すると述べた。
今回の臨時会議での議論は、町民の生活や将来を見据えた重要な内容である。特に、過疎問題や公共インフラの整備について、議員たちからの質問や意見が活発に交わされた。町長及び関係者は、透明性の高い計画運営を目指すとの考えを示した。