塙町の議会における一般質問では、町の施策について多くの論点が上がった。特に受動喫煙対策では、町内の役場庁舎や管理施設における措置について検討が進められている。
町長は、役場庁舎や農村勤労福祉会館を屋内禁煙とし、屋外には喫煙所を設けたことを述べた。学校関係も同様に敷地内禁煙である。今後、改正健康増進法が施行されるため、さらに具体的な対応を求められており、町長は屋上への喫煙場所設置を検討していると述べた。
次に、はなわこども園の設立に伴い塙保育園がどのように利用されるかが議論された。町長は、施設は地主へ返却する方針であるが、町民サービスの観点から再利用が検討される必要もあると発言。
さらに、代官所跡地の整備についても意見が出た。町長は、史跡の価値を評価しつつも整備の進捗を聞かれ、今後の計画に期待を寄せている。
ウッドスタート宣言に基づく木育活動の重要性も強調され、特に子育てを行う中での木とのふれあいを通じた心の教育が検討されている。町長も、木育を通じた若者の育成への期待を持っている。
自転車の道認定に関しては、交流人口の増加を見越し、その受け入れ体制の整備も進めていく意向が示された。特に、地域の魅力を発信するための広報戦略が重要視されている。
最後に、町内での看板の管理状態についても意見が出た。看板は活用されていないため、その重要性について再検討されることとなった。\n
議会におけるこれらの質問は、塙町の将来像を見据え、地域愛を育む施策となることが期待されている。