令和4年第3回塙町議会定例会が行われた。議会では、主に多くの専決処分に関連する議案が審議された。
まず、承認第3号から第7号にかけての専決処分に関する採決は問題なく可決され、特に一般会計補正予算に関する質疑が続く。吉田克則議員は、特別交付税の金額やその交付決定の時期について尋ね、その理由を経済安定の観点から質問した。総務課長の江田一寛氏は、特別交付税の通知が3月18日であり、実際の入金はその後の22日だと説明した。特別交付税は、地方交付税における政治的な原因と需要を問わず交付される旨を強調した。
次に、議案第24号と25号にて、放課後児童健全育成事業と国民健康保険税の条例改正について議論が進んだ。特に、吉田克則議員がこの改正が町民にとってどのような影響を及ぼすのかという点を確認した。町民課長の近藤正伸氏は、税負担が軽減される方向であると述べた。
また、令和4年度の様々な補正予算案、特に一般会計に関する議案第27号、一部特別会計における補正予算案、第28号、第29号もすべて可決された。
議会最後の議題である発議第1号「シルバー人材センターに対する支援を求める意見書案」も原案通りに可決され、議会は成功裏に閉会した。特に、消費税の導入による新たな税負担が懸念されており、この意見書によってその改善が求められる。
今回の議会を通じて、町民の生活を支えるための各種施策が審議され、着実な前進が期待される。