令和3年9月13日、塙町で行われた定例会で、議員の金澤太郎氏が新型コロナウイルスワクチン接種の進捗状況を尋ねた。町長の宮田秀利氏によれば、接種対象となる町民の約80%が2回目の接種を終了しているという。多くの医療機関で個別接種が行われ、学校の生徒の接種も進めている。
次に、金澤氏はGIGAスクール構想の運用についても言及した。教育長の秦公男氏は、タブレット端末の活用が始まっており、リモート授業の実現に向けた取り組みも検討していると述べた。特にコロナウイルスの影響でリモート授業の準備が急がれているという。具体的な実施計画についても話し合われた。
佐藤光一氏は、通学路の安全対策について応じ、通学路での危険個所を恒常的に把握し、福島交通などの関係者と連携を図っていると説明。特に大津港線の歩道整備については、県が実施している状況にあると語った。
また、塙町産のダリアの生産や流通についても盛り上がりを見せている。宮田町長は、美しいハナワクジラの化石や大規模養豚場の計画において地域の将来に与える影響を考慮する重要性を強調した。
さらに、今後、旧塙幼稚園の活用法や庁舎改築に関連する進捗についても触れられた。役場庁舎の改築が進む中で、町民への周知や具体的な進捗情報も重要視されている。
最後に、塙工業高校の存続に関する話題では、町長が県との連携を図りながら、学校の再利用を考えている意向を示した。多くの町民が利用する可能性を真剣に探っていく必要があると締めくくった。町長はこの一連の課題に迅速かつ的確に応じる意向を示しているが、今後の施策の具体化が求められる。