令和2年11月16日、福島県塙町で第7回塙町議会臨時会が開催された。議題には、議員報酬の改正や職員の給与に関する条例、また学習用のタブレット端末の取得が含まれている。
本会議ではまず、会議録の署名議員の指名が行われた。次いで、会期が本日1日間に決定された。続く議案第60号では、議員報酬に関する条例の一部を改正する提案がなされた。塙町長の宮田秀利氏は、本改正の理由として、期末手当の算定基礎額の変更を挙げた。
総務課長の白石憲男氏が内容を説明した後、質疑が行われたが、質疑は行われなかった。最後に、議案は原案の通り可決された。次に、議案第61号で町長等の給与について同様の手続きが取られ、採決の結果、こちらも原案の通り可決された。
議案第62号では、職員の給与に関する条例が改正され、福島県人事委員会の勧告に準じた改定が提案された。白石課長が具体的な改正内容を説明し、質疑なしで可決される流れとなった。
最後に、議案第63号が提示された。これは公立学校情報機器購入に伴うもので、合計3,454万円をかけて学習用タブレット端末等を取得する提案である。学校教育課長の佐藤光一氏は、タブレット555台、モバイルWi-Fiルーター20台などの購入内容を説明した後、質疑に応じた。
課題として、タブレット端末の不具合時の保証や購入機器の単価に対する疑問が挙げられたが、各議員が子供達の教育に必要であるとの認識を持っており、議案は最終的に原案通り可決される結果となった。
最後に、会議は午前10時53分に閉会した。議長の割貝寿一氏と署名議員によって会議終了の手続きが行われた。