塙町議会は令和2年1月29日、臨時会を開催し、複数の議案を審議した。
主な議案には専決処分の承認、工事請負変更契約、一般会計および介護保険特別会計の補正予算が含まれる。
特に承認第1号の専決処分については、町長の宮田秀利氏がこの処分が令和元年度一般会計補正予算第7号に関するものであると説明した。
歳入歳出をそれぞれ715万円追加し、総額を67億3,673万5,000円とする内容である。
歳出の主な増加要因は民生費である。
次に、議案第1号では塙中学校の体育館に関する工事契約が改訂された。
これについても町長が言及し、元の契約は6,985万円だったが、新たな契約額は7,402万8,900円に決定されたと述べた。
工事内容の変更は現場で新たな問題が確認されたためで、下地材の補強や配線変更などが含まれている。
議案第2号の一般会計補正予算では、歳入歳出予算の総額にそれぞれ2億2,837万2,000円追加し、69億6,510万7,000円とされる。この補正は主に災害復旧費や農業振興関連の支出がある。
最後に、議案第3号の介護保険特別会計補正予算では、歳入歳出それぞれ33万円の補正を提案した。健康福祉課長の藤成寛味氏が介護報酬改定に伴うシステム改修業務に必要な経費であると説明した。全体を通じて議会は補正予算の可決が行われた。
このように、塙町議会は今後の公共事業や福祉施策における予算を効率的に運用し、災害からの復旧や地域の支援に向けた対策を強化する方針を示した。議会は午前10時に開会し、午後10時48分に閉会した。