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塙町議会定例会、施政方針と新年度予算を発表

塙町で令和3年第2回議会定例会が開かれ、町長が新年度予算案や施政方針を説明。
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令和3年3月10日、塙町役場にて第2回塙町議会定例会が開会され、議事が進められた。この会議では、重要な議案や施策の説明が行われた。

初めに、町長の宮田秀利氏が、本会議の開始に際し、町政のご報告と新年度の施策の概略を示した。特に、最近発生した福島県沖地震に対する備えや、被災箇所の復旧状況についても触れられた。宮田町長は、「幸いなことに塙町内で大きな人的被害はなかった」と述べ、さらなる防災対策の重要性を強調した。

次に、令和3年度一般会計予算案についての説明が行われ、歳入歳出予算の総額は65億8,588万8,000円に達する見込みであるとされた。昨年度比で4.92%の増加となることが予想されており、特に、商工費や民生費が増加することが特徴的である。これに関し、町長は「コロナウイルス感染症の影響を受けているが、それでも町民の福祉向上に貢献する施策を充実させていく」と述べた。

また、委員会からの調査報告も行われた。総務常任委員会の七宮広樹委員長は2023年2月19日に行った町税滞納処理に関する調査報告を行った。調査結果に基づき、滞納率の減少が見られたことや新たな滞納の発生を防ぐための施策を評価し、さらなる進展を期待するコメントを添えた。

さらに、経済常任委員会の下重義人委員長から竹活用施策の現状と今後の計画に関する調査結果が報告された。現行の施策が地域経済に与える影響や、竹パウダーのブランド化の進展が課題であることが文書で提出され、町の農業振興に資することが期待される。

この他、町道の廃止と認定に関する議案の一括説明もあった。黒助線と花園線の廃止が提案され、代わりに新たな農道を町道に認定する旨が説明され、地域の意見も盛り込まれるとのこと。議会運営委員長を務める鈴木茂氏は、会期中に提出される他の議案状況についても触れ、透明性を持った運営を行うとの意向を表明した。

最後に、今後の会期は3月17日までの8日間として決定され、続く議案の審議に移ることが確認された。また、本議会は町民の期待に応える形で、今後の議論を進めていく必要があるとの認識が議員間に共有された。

議会開催日
議会名令和3年3月塙町議会定例会(第2回)
議事録
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