令和6年第2回塙町議会臨時会が開催された。
議会では重要な人事案件が多数上程された。議長選挙の結果、鈴木孝則議員が当選した。投票結果では、鈴木議長が7票を獲得し、藤田一男議員と七宮広樹議員がそれぞれ5票と1票を得た。
また、副議長には下重義人議員が選出された。彼は、7票を獲得し、議場での当選宣告を受けた。議長に就任した鈴木孝則議員は就任挨拶の中で、議会の責任の重さを強調し、執行機関との連携による町民福祉の向上を図ると述べた。
会議の議事日程には、常任委員の選任も含まれていた。各常任委員会の委員長、副委員長の互選が行われ、その結果も報告された。総務常任委員会では、藤田一男議員が委員長に選出され、経済常任委員会では鈴木元久議員が、広報常任委員会では吉田広明議員が委員長に選任された。
また、白河地方広域市町村圏整備組合の議員として鈴木孝則議員と下重義人議員が指名された。このように、議会運営に必要な人事が整えられ、今後の議会活動が円滑に進む基盤が形成された。
一方、専決処分に関する議案でも活発な質疑が行われ、令和5年度塙町一般会計補正予算(第8号)、塙町下水道条例の一部改正、塙町税条例の一部改正案が提案された。特に、塙町税条例の改正により、個人住民税に特別税額控除が新設されることが説明され、議会ではその必要性が確認された。
世代を超えた町民の生活向上に向け、議会として一層の取り組みが求められている。今後の進展に注目が集まるところだ。