令和2年5月第1回行橋市議会臨時会が開かれ、議長の選挙を行った。
澤田保夫議員が選挙により議長に就任した。
選挙結果、澤田保夫議員が12票を獲得し当選。これにより議長としての職務を開始。
議長の選挙に続き、副議長の選挙が実施され、小堤千寿議員が副議長に選出された。
小堤議員は18票を得て当選し、議場で挨拶を行った。
次に、議会運営委員会の委員が選任され、豊瀬尉議員等が委員に名を連ねた。
この委員会は、今後の議会運営に重要な役割を持つことが期待される。
さらに、常任委員会の委員も選任された。これにより、議会運営の方針が一層明確化された。
各委員会には、それぞれの分野において精力的に活動することが求められる。
市長である田中純氏が提出した議案も審議され、報告や条例改正案などが議題に上った。
報告第1号では、行橋市税条例の改正が必要との説明があり、特に個人住民税の寡婦控除についての見直しが挙げられた。
報告第2号では、介護保険特別会計補正予算の専決処分について説明があり、議員からは不満の声も上がった。
「本来であれば専決を避けるべきだ」といった意見が出て、市長は「事務方のチェックが不十分だった」と謝罪した。
続いての議案では、令和2年度一般会計補正予算が提示され、総額が364億4171万6000円となった。特に、休業協力店舗への支援金のため1億円の経費が計上された。
一方、新型コロナ対策として国民健康保険特別会計の補正も行われ、予算の増額が承認された。
これにより、市民へのさらなるサポートが図られる見込みである。
最後に、各議案は既定の手続きに従い委員会に付託され、議会は閉会した。
今後も強固な議会運営が求められる中、議員たちはこれからの議会活動に臨む意思を新たにすることができた。