令和6年6月14日、みやこ町議会は第2回定例会を開会し、各種議案の審議を行った。
主要な議案は、公共下水道条例の改正、工場等設置奨励条例の改正、また保育サービスに関する条例の改正を含む。これらの改正については、全て委員会での審査を経て可決された。特に、公共下水道条例につき、文教厚生常任委員会の柿野義直委員長は「水質汚濁の防止が重要である」との見解を示した。
また、議案第38号では「みやこ町工場等設置奨励条例の一部を改正する条例」が審議された。この改正は地方税の改定に基づくものであり、運営側からの支持を得て全員賛成で通過した。熊谷みえ子総務産業常任委員長は「適切な措置を講じる必要がある」と述べた。
さらに、令和6年度一般会計補正予算の議案が提示され、合計3億4151万1000円の補正が審議された。この予算は、臨時特別給付金を主な支出項目としている。柿野直子議員は、生活への重要性を強調し賛成意見を表明した。
また、帯状疱疹ワクチンの助成制度創設に関する意見書案も全員の賛成にて通過した。これは健康問題への対策の一環と位置付けられている。
会議の最後には、桝口広二教育長の退任挨拶が行われた。教育長は、コロナ禍の苦労や教育改革への取り組みを振り返り、議会メンバーへの感謝を表した。内田直志町長も教育長の努力を称賛し、今後の発展に期待を寄せた。
議会の今後の活動において、地域住民の生活向上に貢献するための議論が重ねられることが期待されている。