令和6年6月7日に行われた岡垣町の議会では、様々な重要なテーマが議論されました。
議題の一つに、ふるさと納税についての質問がありました。
三角善彦議員は、ふるさと納税が地方創生の一環であることを強調し、宮崎県の都城市が実施する成功例を挙げながらその重要性を訴えました。さらに、岡垣町のふるさと納税の受入額が4.1億円であることを示し、地域産品のブランド戦略の必要性を訴えました。町長の門司晋氏は、寄附者ニーズに応えるために継続的な努力が必要であると述べ、品質管理体制の強化を約束しました。
次に、三隈千恵子議員による包括的性教育についての質問が行われました。
彼女は、日本の性教育が遅れている点を指摘し、国際基準に元づく教育が必要であると主張しました。教育長の古賀弘明氏は、岡垣町内の学校で行っている性教育の現状を説明。男女共同の授業内容や外部講師の活用について言及し、今後も性に関する正しい知識の普及が求められると述べました。また、学校での着替え時の配慮についても議論があり、現状の管理方法や生徒の意見に基づく改善の必要性が強調されました。
最後に、ボランティア活動の充実について神崎宣昭議員が発言しました。
彼は、岡垣町では多くのボランティア団体が活動しているが、活動者の高齢化が進んでいることを指摘し、新たな人材育成講座の必要性を訴えました。町長はボランティア活動が協働のまちづくりに必須であることを強調し、改善策について検討する姿勢を示しました。特に、ボランティアポイント制度については公平性を持たせるべきとの提言が寄せられ、町全体での共通理解が必要であることが再確認されました。