令和2年第2回岡垣町議会定例会が開会し、重要な議案が審議されています。
この会議では、農業委員会委員の任命に関する複数の議案が取り上げられています。
議案第44号から第55号までの12件は、一括で議題とされ、いずれも全会一致で原案通り同意されました。
岡垣町長の宮内實生氏は、新農業委員会委員の任命理由を説明し、認定農業者等を考慮した選考過程を強調しました。
さらに、本定例会では岡垣町税条例の改正も審議されました。改正には、新型コロナウイルス感染症による影響を受けた納税者への特例が含まれています。
税務課長の有働貴幸氏は、具体的な改正ポイントを説明し、固定資産税及び軽自動車税に関する特例措置の延長が含まれていることを報告しました。
また、岡垣町後期高齢者医療に関する条例の一部改正についても説明があり、特に新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者に対する傷病手当金の支給について述べられました。
特に注目を集めたのは、岡垣町緊急防災無線システムの改修工事の議案です。
地域づくり課長の廣渡要介氏は、アナログからデジタルに更新することで、住民への情報提供の精度を向上させることを明言しました。
議会は、経済対策事業や緊急時の取り組みを包括した補正予算も審議し、新型コロナウイルスに対抗するための地方創生に関する協力を強化する方針が示されています。
議長の森山浩二氏は、会議の進行をスムーズにするため、質疑応答を行いつつ、すべての議案に関して十分な説明を行った結果、全会一致で可決されたことを述べました。