令和4年6月の定例会が岡垣町議会で開催された。
本日の会議では議事日程に従い、いくつかの重要な議案が審議された。
特に、岡垣町固定資産評価審査委員会委員の選任については、町長の門司晋氏が、武谷志保美氏の再任を提案し、参加議員から全員の賛成を得て可決される方向に進んだ。
また、岡垣町印鑑条例の一部改正も話題となった。門司町長は、住民の利便性向上のため、印鑑登録証を持参しない場合でも本人確認ができるときには、印鑑登録証明書の発行を可能とする旨を説明した。住民環境課長の高橋賢志氏が、改正条例の内容を詳細に説明し、質疑応答においても具体的な運用方法について議論された。
子ども医療費の支給に関する条例改正では、これまでは中学生までを対象としていたが、対象を18歳までに引き上げる提案がなされた。この改正は、より多くの子供たちが必要な医療を受けられる環境を整えるための重要な一歩とされ、広渡輝男議員から財源に関する質問も上がった。結果として、財源は一般財源から充当されることが述べられた。
特に注目されたのは、令和4年度岡垣町一般会計補正予算についての議案である。今回の補正により、6,002万4,000円が追加され、総額で114億502万4,000円となる見込みである。町長は、コロナワクチン追加接種などの事業に必要な予算が含まれていると強調した。
他にも、消防ポンプ自動車の購入契約が提案され、同課長が詳細を説明した段階で、入札契約が示された。品質の確保や納期についても、関係者から真剣な説明がなされた。
最終に、請願や陳情が取り扱われ、文教厚生常任委員会に付託されることが決定した。議会は、住民の声をしっかりと受け止めつつ進められることが重要であるのが確認された。