令和4年3月18日に開催された岡垣町議会では、複数の議案が審議された。
特に、岡垣町課設置条例の一部改正やおかがき総合福祉保健センターに関連する条項の改正が焦点となった。この中で、岡垣町立体育施設の設置及び管理に関する条例に対して、多くの議員が賛否を表明した。
議案第6号について、平山 正法議員は料金改定に慎重な立場を示し、コロナ禍の影響を考慮し、町民の声を反映するよう求めた。また、広渡 輝男議員は賛成しつつも、住民の経済状況の悪化を懸念した。
更には、岡垣サンリーアイ設置条例に関しても同様の議論が繰り広げられ、使用料の引き上げが文化面への影響を及ぼすといった意見が相次いだ。曽宮 良壽議員は、「今回の制度変更が協働を破壊する結果につながるのではないか」と警鐘を鳴らした。
岡垣町の令和4年度一般会計予算は、対前年比11.2%増の113億4,500万円となり、特に民生支出が大幅に増加したと報告された。この予算には、国家的な課題や新型コロナウイルスの影響等を反映した対策が期待される。
さらに、議会最後には「ロシア連邦によるウクライナ侵攻に断固抗議する決議」が可決され、岡垣町議会が国際的な情勢に対する態度を示す場となった。他の議案では、会計予算や条例の改正に関する意見交換が行われ、町民生活に影響を与える重要な内容であったといえる。