令和4年第1回岡垣町議会臨時会が、令和4年1月14日に開かれた。
議会では、議事日程に従い、会議録署名議員の指名、会期の決定、議案第1号に関する審議が行われた。
初めに、議長の森山浩二氏が出席議員の人数を確認し、議会の開始を宣言した。議事はまず、会議録署名議員の指名が行われ、横山貴子議員と市津広海議員が指定された。
次に、会期が本日1日限りとすることが確認され、異議がなかったため、正式に決定された。続いて、議案第1号に関する審議が始まった。門司晋町長が、令和3年度岡垣町一般会計補正予算に関する提案理由を説明し、総額が119億8,924万4,000円になることを明らかにした。
補正予算は、新型コロナウイルス感染症の影響に対処するための施策として、住民税非課税世帯への10万円の臨時特別給付金や、大学生や社会人への未来応援給付金、子育て世帯への給付金が含まれている。生涯学習課長の神谷昌宏氏は、特に大学生支援の重要性を強調した。
総務課長の川原義仁氏の詳細な予算説明に続き、各項目に関する質疑が行われた。質疑はなく、議案第1号については、総務産業常任委員会に付託し、文教厚生常任委員会との連合審査会を行うことに決定された。
その後、休憩を挟み再開され、委員長報告が行われ、補正予算案は賛成多数で可決された。反対討論もあり、太田清人議員は財政への影響を懸念したが、結果的に町全体の生活支援という目的が評価された。
最後に、議長は本日の会議は全て終了したことを宣言し、会議は閉じられた。今後の新型コロナウイルス陰影下での施策には、町民の暮らしを守るための重要な役割が期待される。