令和5年12月8日、岡垣町議会で第4回定例会が開かれ、13名の議員が出席すると報告された。
この日は、会議録署名議員の指名や会期の決定から始まり、様々な議案が提案された。
特に重要な議案として、岡垣町固定資産評価審査委員会委員の選任が挙げられ、門司晋町長が辞職した委員の後任として高瀬浩司氏を推薦した。この推薦は全員賛成で可決された。
また、岡垣町附属機関の設置に関する条例の一部改正が提案され、学校施設適正配置検討審議会やいじめ問題再調査委員会が新たに設置される。
次に、議案第71号の岡垣町空家等対策協議会の設置条例の改正が審議され、これも全会一致で可決。さらに、週末に控える海老津駅前第2駐車場の管理決定に関しても指定管理者に公益社団法人岡垣町シルバー人材センターを選定することが確認された。
翌日の議案第72号では、岡垣町の地下水保全に向けた条例の制定が提案された。
町長は「地下水が町民の生活に欠かせない資源である」と強調し、今後の水管理策について意見を求めた。議員の広渡輝男氏は国からの助言を受けた経過を説明しつつ「水源を守るための具体策が必要」と述べた。
さらに、太陽光発電に関する条例案でも地域環境との調和が重要視された。この日の会議では、サンリーアイのリニューアルや医療事業関連の補正予算についても議論されたが、なかでも岡垣町立中学校のICT教育環境整備が特に注目された。デジタル教育資源の導入が進む中、議員からは教師への研修が重要との意見が挙がった。
本定例会は、議案につき採決もあり、全体的にスムーズに進行し、議題としては予定通りすべてを終了したと伝えられる。