令和2年第2回岡垣町議会臨時会が、4月30日に開催された。議題には、上下水道事業や一般会計補正予算の改正が含まれており、重要な議案が審議された。
最初の議事では、議長の森山浩二氏が出席議員の数が定足数に達していることを確認し、本会議を開会した。
初めに、会議録署名議員の指名が行われた。太田強議員と平山正法議員が署名議員に選任された。
次に、会期の決定が行われ、本臨時会は1日限りと定められた。議長は異議なしとし、会期を確定した。
続いて、議案第39号と第40号が審議される。両議案は上下水道事業に関する条例の改正についてである。宮内實生町長は、新型コロナウイルス感染症による影響を踏まえ、料金の改定を延期する旨を説明した。
上下水道課長の橋田敏明氏が詳細を述べ、条例施行期日を10月から来年4月に延期することを明らかにした。議会内で質疑は行われず、議案は総務産業常任委員会へ付託されることが認められた。
その後、議案第41号の令和2年度一般会計補正予算が説明され、町長は国の補正予算に基づく経済対策として、給付金や助成金などの必要経費を追加することを示した。こちらも特に質疑がなかったため、常任委員会へ付託されることが決定した。
続いて議案第42号が取り上げられ、水道事業会計の補正予算が提案された。町長は、収益的収入を減額する背景についても詳しく説明した。
最後の議案第43号では、下水道事業会計補正予算が審議され、こちらも同様に経済対策として料金改定を延期する旨が説明された。議案は全て常任委員会に付託され、賛成意見が表明された。
全ての議題が終了した後、議長は出席者に感謝の意を示し、会議を閉じるとの宣言を行った。今回の臨時会は、新型コロナウイルスへの対応の一環として、町民の経済的負担を軽減する施策として評価されている。