令和2年第1回岡垣町議会の定例会が3月18日に開催された。
会議では、条例改正案や予算案の可決が決定された。まず、議案第4号の「岡垣町印鑑条例の一部を改正する条例」、続いて議案第8号の「岡垣町手数料条例の一部を改正する条例」が可決されました。
議長の森山浩二君は、議事進行を行い、各議案に対する質疑や討論の機会を設けた。質疑の結果、いずれの議案にも反対意見は上がらず、賛成討論により全員が賛成の形で可決された。これらの改正は、行政の運営効率を向上させることを目的としている。
次に、子ども医療費の支給に関する条例の改正(議案第9号)も賛成多数で可決され、この改正により、町の子どもたちへの医療支援が強化される見込みです。
さらに、教育環境に関連する議案第10号「特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準」をも可決しました。
令和元年度の補正予算(議案第33号)と令和2年度の一般会計予算(議案第26号)も審議され、特に一般会計予算は、前年度比1.5%の増額が承認されました。住民福祉の向上を目的とした施策が計上されており、これには水道事業や下水道事業の認可を含む予算も査定されました。
特に、会議中に平山正法議員は「一般会計予算は、消費税増税の影響を受ける住民の生活を考慮し、慎重な財政運営が求められる」とコメントしました。また、議員からは子育て支援施策についても触れられ、今後新設される「子育てあんしん課」に期待が寄せられました。
議会の委員会条例改正案も了承され、組織機構が見直される旨も報告されたことから、今後の予算や施策がより明確に町民へ伝わることが期待されます。
会議の最後では、議員派遣の報告や継続調査の申し出が受理され、地方創生やバイパス整備等についての調査が引き続き行われることが確認されました。