令和5年9月8日、岡垣町議会が令和5年第3回定例会を開会し、様々な議案について討議が行われた。
会議の始めに、義経俊二副町長が大雨による災害に関する報告を行った。特に6月30日からの大雨では、家屋の倒壊や人的被害が発生したことが強調された。町では公民館を避難所として開設し、36名が避難したことも説明された。
次に、議案第56号、岡垣町固定資産評価審査委員会の委員に鈴木美奈氏の選任を承認する議案が提案された。議会の同意を得た後、承認される運びとなった。これに続き、岡垣町地域交流センター設置及び管理に関する条例を廃止する議案第57号も討議され、公共施設の運用の効率化が目的とされている。町長の門司晋氏は、人口減少を考慮した再編成が必要であると述べた。
その他、議案第58号では、岡垣町附属機関の設置に関する条例の一部改正が取り上げられ、こども基本法に基づくこども政策推進協議会が新たに設置されることに合意した。これにより、従来のエンゼルプラン推進協議会は廃止される。
また、特に注目されたのは議案第60号の令和5年度岡垣町一般会計補正予算であり、災害復旧費の追加に2100万円を含むことが示され、会計の透明性が重視された。
最後に、報告事項の中で岡垣サンリーアイに関する決算報告が行われ、地域文化の振興とイベントの開催が評価された。同日、議会は一連の議案について討議を行い、無事に全会一致での賛成が得られた。今後も議会は町民のニーズに即した施策の推進を目指し、効率的な財政運営を行うことが期待されている。
また、議会運営にあたっては、細やかな町民への配慮や情報発信が求められる。
本日予定された全ての議事を終了し、次回以降の議会に向けての準備が整っている状況である。