令和元年6月7日、岡垣町議会定例会が開催された。
議事は午前9時30分に開始され、出席議員13名が集まった。
初めに、会議録の署名議員として、太田強議員と平山正法議員が指名された。
続いて、会期の決定に関する議論が行われた。会期は、本日から6月19日までの13日間とすることが決定した。
議案について、特に注目されたのは岡垣町固定資産評価審査委員会委員の選任である。宮内實生町長は、現委員の任期満了に伴い、関谷英恵氏の選任について議会の同意を求めた。質疑は行われず、同意が得られた。
次に岡垣町附属機関の設置に関する条例の改正が議題に挙がった。こちらも、公共施設検討委員会の意見を求めるためのもので、詳細な説明がなされた。
さらに岡垣町税条例の一部改正が提案された。主な内容は、子どもの貧困対策としての非課税措置の導入である。税務課長がこの改正の背景や内容について詳述し、質疑なしで委員会に付託されることが決まった。
また、岡垣町災害弔慰金の支給に関する条例も改正されることとなり、その具体的内容が説明された。この改正は災害援護資金の貸付利率等を見直すものであり、支援の強化が期待されている。
岡垣町の家庭的保育事業に関する条例も改正され、設備や運営基準の見直しが行われることとなった。こども未来課長が詳細な説明を行い、関連する基準が緩和されることが伝えられた。
議案第44号の森林環境譲与税基金条例の制定については、町長から施行の目的と概要が説明され、森林整備の促進に寄与することが期待されている。
最後に、令和元年度の一般会計の補正予算についても説明が行われ、消費税引き上げの影響に対応した施策などが計上されていることが紹介された。質疑は行われず、すべての議案は委員会に付託される運びとなった。