令和元年5月8日、岡垣町議会臨時会が開催された。
この臨時会では、新議長の選挙が行われ、森山浩二議員が議長に選出された。
世代交代が進む中、新たな議会が始動することが期待される。
まず、宮内實生町長から新議員への挨拶があり、町の直面する課題として、厳しい財政運営と少子高齢化、人口減少について触れた。
特に、人口減少対策としては、子育て支援サービスのさらなる充実を図る意向を示した。
町議会と町長の連携が不可欠であり、共通の目標に向けた努力が求められると強調した。
引き続き、議長選挙が行われ、投票の結果、森山議員が議長に当選した。
議長就任の挨拶で、森山議員はその重責を痛感し、誠心誠意努める決意を示した。
議長選出後、副議長の選挙においては、横山貴子議員と木原大輔議員が同得票であり、くじ引きにより木原議員が副議長に決定した。
議会運営や常任委員会の選任に関しても迅速に行われ、新たなチームが結成された。
また、議案の審議も行われ、岡垣町税条例および国民健康保険税条例の改正が承認された。
特に国民健康保険税条例では、低所得者向けの軽減措置の拡充が図られ、より多くの世帯が恩恵を受けることとなった。
この臨時会は、今後の岡垣町にとって重要な第一歩であることが確認され、議員たちの意識も高まっている。
新しい議会が、住民に寄り添った政策推進を目指し、舵を切ることが期待される。