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岡垣町議会、環境保護・交通安全強化を確認

令和元年9月の岡垣町議会一般質問では、家庭ごみの減少や動物愛護、町民の健康増進、交通安全対策が議論された。
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令和元年9月9日、岡垣町議会で予定された議事は、一般質問が中心であった。議員たちは家庭ごみの減少動向や動物愛護に関する問題、町民の健康増進に向けた取り組みなど、多岐にわたるテーマについて質疑を行った。

議員の平山正法氏は家庭ごみについて質問を行い、岡垣町ではごみの分別や有料化が効果を上げていることを報告した。具体的には、平成30年度に岡垣町で排出されたごみは8792トンで、1人当たり278キログラムとなり、周辺市町中最も少ない量を記録していると述べ、今後のごみ減量対策について町長に問うた。

町長の宮内實生氏は、岡垣町のごみ処理は遠賀中間地域広域行政事務組合で行われているとし、現在のごみの減少傾向はリサイクル制度の効果として評価されるとともに、引き続き環境保全や資源化を進める必要性を強調した。

さらに、動物愛護についても質問がなされた。議員は近年増加している野良猫問題を指摘し、町長は地域住民との協力を促しながら、羽田自治会との連携などによる地域猫活動の実施を検討すると応じた。

続いて、町民の健康増進に関する取り組みも議論された。健康づくりの新たな計画として、特に高齢者向けの施策が重要とされ、がん検診などの検査率を上げるための具体的な方針が問われ、町長は健康づくりの意識向上を図る取り組みを強化する意向を示した。

また、議員たちは西部地域の活性化や交通安全対策についても言及した。太田強議員は、波津海岸に関する観光プロジェクトやサーフィンを利用したPR活動を提案し、町長は観光協会と連携し、地域の魅力を発信する方針を示した。交通安全に関しては、昨年の岡垣町内での交通事故件数が118件となり、その減少に向けた方策が求められた。特に子どもたちの通学路の安全確保が重要視され、町全体での意識向上が必要とされた。

具体的なプランとしては、小中学校での交通安全教育の推進や、通学路との標識設置、地域の見守り活動へボランティアが加わることが重要視されている。今後も引き続き、住民や関係者との協力を促しながら、事故を未然に防ぐための対策を強化していくことが期待される。

議会開催日
議会名令和元年9月定例会(第3回)岡垣町議会
議事録
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