令和2年9月4日、岡垣町議会の第3回定例会が開会された。
本日は、最初に会議録署名議員の指名から始まり、次に会期の決定が議題にあがり、会期は9月4日から9月17日までの14日間と設定された。
続いて、議案第65号の監査委員の選任について説明が行われた。
宮内 實生町長は「現監査委員の任期が満了するため、宗岡 信之氏の再任についての同意を求める。」と述べ、議会の同意を得た。
次に、議案第66号の固定資産評価審査委員会委員の選任についても、町長が理由を説明し、同様に議会の同意を得て決定された。
その後、議案第67号から第69号まで、岡垣町家庭的保育事業や放課後児童健全育成事業等に関する条例の改正議案が提出された。これらの改正は、設備及び運営基準の見直しを目的としている。
特に、議案第67号では「家庭的保育事業者による連携施設の確保に関する要件緩和」と内容が説明され、続いて議案第68号、69号の同様な改正案が提案された。
宮内町長は「新しい基準の整備に伴い、特定教育機関や放課後育成の質の向上につながる。」と強調し、質疑には「特に問題はない。」との賛同があった。
次に議案第71号では、町長や職員に対する損害賠償責任の一部免責に関する条例が提案された。町長は「職務を遂行する際の心理的負担を軽減し、円滑な行政運営を目指す」と説明し、参加議員からの支持が得られた。
また、令和2年度一般会計の補正予算案の説明も行われ、歳入歳出にそれぞれ1億1728万円を追加するという内容だった。
今回の補正は新型コロナウイルスの影響や7月大雨による災害復旧工事の経費に充てるためである。
さらに、令和元年度の決算認定についても多くの案件が審議され、すべての決算が報告され、問題ないとの認識が示された。議案の付託先が決定され次第、各議案の詳細な検討が進められる予定である。