令和3年6月定例会の3日目が開催され、議員の一般質問が行われた。
12番の三浦進議員が、新興の住宅団地周辺の現状や町の自然環境の保全について述べた。特に、矢矧川の保全活動や地域の自然を守る重要性を訴えた。
三浦議員は、コロナ禍での地域の苦労を称えつつ、住民が楽しむ様子を見て、未来に向けた町の魅力について考慮すべきと強調した。また、地域の子どもたちが自然と触れ合う機会を創出し、郷土愛を育む活動の重要性を述べた。
具体的には、海老津駅周辺のまちづくり計画において、駅北側の整備が遅れている現状を挙げ、商業施設の立地や耕作放棄地の活用を視野に入れるよう町に要請した。さらに、駅南側の金毘羅山の自然環境を守りつつ、自然と共存する開発手法を進める必要があるとした。
町長の門司晋氏は、海老津駅北側の周辺整備について、洪水リスクを考慮しながら、事業計画を再検討する意向を示した。また、海老津駅南側の開発については、民間企業誘致に向けた取り組みを進める考えを述べた。