令和5年第1回岡垣町議会臨時会が、1月19日に開催された。議題には、教育長の任命や職員給与の改正に関する重要な議案が含まれた。
まず、議案第1号として、岡垣町教育委員会教育長の任命が提案された。門司晋町長は、現教育長の任期満了に伴い、古賀弘明氏の任命について紹介し、「教育長として適任であり、教育行政全般において経験豊富な方」と述べた。議会の全員が賛成し、同件は可決された。
次に、議案第2号から第4号まで、岡垣町の公務員の給与改定に関する条例の一部改正が行われた。企画政策室長の来田理氏は、令和4年8月の人事院勧告に基づき、国家公務員の給与が改定されたことを受け、岡垣町でも給与が改定されることを説明した。改定により、若年層職員の給与が引き上げられるとともに、勤勉手当が増額される見込みである。議会では、詳細な質疑が行われなかったが、議案は全て賛成によって可決された。
更に、令和4年度岡垣町の一般会計補正予算や特別会計補正予算が議題となった。これには職員人件費や子育て応援事業、防災対策など重要な施策に関する内容が含まれており、町長は「必要な予算を調整するものである」と説明した。関連する議案も全て可決された。
最後に、教育長の退任挨拶が行われた。佐々木敏幸氏は10年にわたる教育行政への携わりに感謝し、古賀氏の後任としての祝意を表した。古賀弘明氏も挨拶し、「岡垣町の教育の充実に全力で取り組む」との決意を示した。町議会はすべての議案を可決し、会議を無事に終了した。