令和4年12月16日、岡垣町議会の第4回定例会が開催された。
主な議題は職員の定年引上げに伴う条例の制定と一般会計補正予算に関するものである。
まず、議案第69号が審議された。職員の定年を段階的に65歳に引き上げるためのもので、国家公務員法などの改正に基づいている。
この条例は、豊富な知識や経験を持つ高齢職員の活躍を促進する狙いがある。広渡輝男議員は、この議案が地方自治の観点から重要であると強調し、弾力的な運用を求めた。
次に、議案第70号、令和4年度一般会計補正予算が審議された。具体的な財源配分が評価され、太田強議員は「住み続けたい街」ランキングで岡垣町がトップになったことを挙げ、町民の協働の取り組みが成果をあげたと報告した。
この補正予算では、低所得者の子育て世帯への支援や医療費補助など、具体的な施策が示された。
また、議案第71号および第72号の水道事業と下水道事業の補正予算案も可決された。いずれの議案も原案通りの決定となり、議会の了承を得た。
最後に、議員派遣や継続調査に関する議題も進行されたが、特段の異議なしで進められることが認められた。今後の調査や施策の実施に期待が寄せられる。これにより、岡垣町議会は全日程を終了し、各議題に対する一貫した流れを強調したことが伺える。